研究課題/領域番号 |
22K02877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 九州女子大学 |
研究代表者 |
谷口 幹也 九州女子大学, 人間科学部, 教授 (30335830)
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研究分担者 |
佐藤 紗和子 九州女子大学, 人間科学部, 講師 (20747422)
村上 太郎 常葉大学, 保育学部, 准教授 (20762074)
蒲原 路明 九州女子大学, 人間科学部, 教授 (50942489)
藤原 伸彦 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (60333564)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 階層的PBL / ジェネレーター / プレイフルラーニング / 階層的PBL型カリキュラム / プレイフル・ラーニング / 主体的・対話的で深い学び / デザイン思考 / 学びの共同体 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、「主体的・対話的で深い学び」を実践するために必要となる能力と、教員志望学生のマインドセットに注目し、教員養成におけるプレイフル・ラーニングを主軸とする階層的PBL型カリキュラムを構築する。デザイン思考に基づくプレイフル・ラーニング・ビデオ(PLV)の制作を主軸とする教育方法を探究し、教員志望学生を対象とした成長型マインドセットの醸成、協働する力、ファシリテート能力、メタ認知・省察力の養成方法を探究する。多学年の学生が階層的、横断的に関わる「学びの共同体」を実現し、PLVアーカイブ学修支援システム「Playful Place」を開発する。
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研究実績の概要 |
2022年度の研究実績は以下の通りである。 【研究アプローチI-1 】デザイン思考によるPLV制作を通した教員養成方法の実践/階層的PBL型カリキュラムの初年次教育授業を、以下の三つのフェーズで構想実施した。① Playful Thinking/マインドセットの意識化と更新を目的としたワークショップ型授業の実施。② Playful Place/自発的な遊びに関する学びと協働による遊び場作り。③ Playful Learning/ジェネレーターに関するワークショップ型授業とPLVの制作発表。 【研究アプローチⅡ-1】メタ認知、反省する力、協働する力養成の実践/階層型PBLカリキュラムにおいて、1年次生のグループワークをファシリテートする上級生が獲得すべき能力として自発的な発想や創造を促進する「ジェネレートする力」に注目した。この能力を備えた主体的な学習者、教育者像を総称して「ジェネレーター」(市川+井庭 2022)を注目し、学生にとって最適な「ジェネレーター」像を体現する上田信行氏、劇団バンビ(秋月一絵子氏,井上景斗氏)、市川力氏を特別講師として招聘し複数回のワークショップ型授業を実施しジェネレーター尺度の開発と教育効果測定を行なった。ジェネレーター尺度の尺度項目を生成するために、上田信行氏を対象に、フォーカスグループによる反構造化面接を行なった。 【研究アプローチⅢ-1】 PLVアーカイブ・学修支援サイト「Playful Place」の開発/初年次の学生が作成したPLV( Playful Learning Video)を動画投稿サイトにUPし、学修成果の動画一覧を作成した。研究協力者との対談等を動画撮影し、学修支援コンテンツの開発に着手した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
PLVアーカイブ・学修支援サイト「Playful Place」の開発が遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
近年の学習観の転換に対応できる教員の育成のための方法論を引き続き探究する。「プレイフル・ラーニング」と階層型PBLを取り入れた学びの場の構想を精査し、初年次教育の授業デザインのブラッシュアップを行う。階層的PBLの核となる上級生による下級生の支援方法、ワークショップ型授業での関わりの質的検討を実施し、教育心理学的アプローチによるジェネレーター能力に関する調査分析を行う。PLV(Playful Learning Video)の内容分析を行う。
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