研究課題/領域番号 |
22K02903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 熊本保健科学大学 |
研究代表者 |
吉村 友希 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (80814384)
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研究分担者 |
山野 克明 熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (90728247)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 授業設計 / 精神障害領域作業療法 / 臨床実習 / 作業療法学生 / シミュレーション教育 / 精神障害領域 / 自己効力感 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、実習を可能にする予測因として自己効力感に着目し、精神障害領域の臨床実習で必要となる態度・技能の習得および実習に対する自己効力感を高めるシミュレーション教育の開発を目的とする。シミュレーション教育には、学生が実習時に未解決であった「患者へ関わり」「患者に拒否された時の対応」「患者への治療的介入」等の困難場面を含む。 シミュレーション教育の開発により、学生の実習に対する自己効力感が高まり、実習時の適応感が増す可能性がある。
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研究実績の概要 |
本研究では、実習を可能にする予測因として自己効力感に着目し、作業療法学生を対象とし、精神障害領域の臨床実習で必要となる態度・技能の習得および実習に対する自己効力感を高めるためのシミュレーション教育の開発を目的とする。シミュレーション教育の開発により、学生の実習に対する自己効力感が高まり、実習時の適応感が増す可能性がある。 2022年度は、教材の開発および教材を用いた授業の実施、授業に対する評価を行った。 2023年度は、2022年度に行った授業に対する評価の分析、分析結果を踏まえた改善案の作成、改善授業の実施、授業に対する再評価を行った。なお、今年度の取り組みについては、学会発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画通り、(1)2022年度に行った授業の分析、(2)改善案の設計、(3)教材の再開発、(4)改善授業の実施、(5)改善授業の評価を行うことができたため、そのように判断した。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、2023年度に実施した授業の評価からさらに改善案を作成し、案に基づき、再度上記の(1)から(5)の手順で進める。また、授業設計を洗練させ、デザイン原則として提案する。
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