研究課題/領域番号 |
22K02967
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
古樋 直己 大阪工業大学, 情報科学部, 准教授 (30370018)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 英語検定教科書 / 情報科学英語 / 語彙 / コロケーション / スマホ / 情報科学 / ESP |
研究開始時の研究の概要 |
2022年度コーパス作成,分析(頻度,MIスコア,ジャンル別観点),研究成果の公表 2023年度コーパスの分析,語彙・コロケーションリスト作成,学生の教育への活用,スマホアプリ開発着手,研究成果の公表 2024年度コーパスの分析,リスト作成,学生の教育への活用(フィードバック受けての修正含む),スマホアプリ開発・活用,まとめ,研究成果の公表
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研究実績の概要 |
本研究の目的は,(1)情報科学分野で習得すべき英語語彙・コロケーションリストの作成,(2)このリストによる情報科学分野の読解用テキストの分析,教材選択 妥当性の判断基準,さらに,(3)カタカナ語やスマホ等ICT活用も含めた教育への具体的な応用方法の提案である。
研究の背景として,英語運用能力向上には語彙・コロケーション習得が不可欠であること,情報科学分野での当該分野の研究が少ないこと,さらに,ますますグローバル化する社会において情報科学専攻学生も英語力向上が必要であることが挙げられる。本研究により,情報科学に必要な英語語彙・コロケーションを明らかにし,教材選択と教育方法の最適化を図り,学生の能力に配慮した効率的なESP(専門分野のための英語)教育を目指す。情報科学分野でのノウハウ蓄積により,他分野への波及効果も期待できる。
2023年度は上記の(1)及び(2)の内容を実施予定であった。コーパス作成,その分析(頻度,MIスコア,ジャンル別観点),研究成果の公表を行う計画である。まず,コーパス作成について述べる。英語検定教科書のコーパスを作成するために,英語検定教科書を30冊ほど入手し,内容をテキストファイル化を終え,その後,マニュアルの作業も含めて,教科書コーパスを完成させた。次にその分析であるが,先述のような観点からデータ分析を行い,数値面での結果は得て分析した。また,情報科学分野図書の選定もほぼ終え,電子ファイルとして保存が完了するところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
情報科学分野の図書選定に手間取ったことが主要因てあり,計画より遅れている。また英語検定教科書のコーパス分析についても,開始後に対応に困る問題も生じ,これも遅れている要因の一つである。今後回復に努めたい。
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今後の研究の推進方策 |
現在までの進捗状況で述べたような状況であり,今後,可能な限り計画通りの進捗状況となるように努めたい。研究計画の変更は現在のところ考えていない。遂行する上での課題としては,情報化学分野の図書のコロケーション分析を早急に完了することである。
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