• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

科学コミュニケーションを教室に:科学技術リテラシーの涵養を目指す英語教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K02970
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関仙台高等専門学校

研究代表者

岡崎 久美子  仙台高等専門学校, 総合工学科, 教授 (70290690)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードCLIL / コーパス / SDGs / ダイバーシティー / 科学コミュニケーション / 英語教材
研究開始時の研究の概要

高等専門学校(高専)および理工系の学生のための英語学習活動のあり方を、教材開発の観点から考察する。科学コミュニケーションの趣旨を英語学習活動に取り入れることをめざす。英語と専門科目の連携をはかり、学生の学びに資する英語教材の提案について検討する。

研究実績の概要

本年度は、昨年度に引き続き、主に先行研究の収集を行うとともに、並行して教材の開発を進めた。前者の先行研究の収集については、理科教育・科学教育と英語教育の側面から進めた。理科教育・科学教育のうち本研究と関連が深いと思われる分野の理解をめざし、科学技術分野の専門家の意見を得て実践例を収集し、併せて、英語学および英語教育分野、その他の関連分野の動向の把握に努め、一部をまとめた。後者の教材の開発においては、主に理工系教科書・参考書、新聞、ウェブサイトから学生のための教材にふさわしいと思われる内容の英文素材を収集し、編集を行い、教材を作成した。CLIL(Content and Language Integrated Learning、内容言語統合型学習、テーマ内容の学習と外国語の学習を組み合わせた学習方法)等の諸理論を活用し、授業内外における、学生による課題の設定と調査および意見の共有の過程を支援することを重視し、また教材全体の内容のバランスに配慮した。さらに、各種の日本語・英語コーパスを用いて関連語彙の史的背景や現代における使用状況を調査するなどして、新たな形の教材を検討した。
作成済みの教材および本年度に開発した教材を授業で使用し、学生の意見を収集した。得られた意見をもとに教材を改善する作業を進めた。
参加を予定していた学会の一部がオンライン形式で実施されたことなどにより、計画していた形態での資料の収集は当初計画ほどには進んでおらず、次年度に調整する予定としている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

一部学会の大会がオンライン形式で実施されたことにより、また、休暇を取得しなければならない状況が生じたことにより、計画していた形態での資料の収集は少々遅れが生じており、次年度に調整する予定である。

今後の研究の推進方策

英文素材で科学技術関連の話題を扱う際には、専門家の助言を得て、英文内容の選択の適切さと正確さに十分配慮することとする。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] Andreas H. Jucker: Politeness in the History of English: From the Middle Ages to the Present Day2023

    • 著者名/発表者名
      岡﨑 久美子
    • 雑誌名

      近代英語研究 (Studies in Modern English)

      巻: 39 ページ: 115-123

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 招かれざる客2023

    • 著者名/発表者名
      OKAZAKI Kumiko
    • 雑誌名

      工学教育

      巻: 71 号: 3 ページ: 3_119-3_119

    • DOI

      10.4307/jsee.71.3_119

    • ISSN
      1341-2167, 1881-0764
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi