研究課題/領域番号 |
22K02987
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
竹澤 聡 北海道科学大学, 工学部, 教授 (70305902)
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研究分担者 |
小島 洋一郎 北海道科学大学, 工学部, 教授 (50300504)
齋藤 繁 北海道科学大学, 工学部, 教授 (30382477)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ロボットSIer / 評価アセスメント / 人材育成 / ROS / デジタルツイン / 工学教育 / ロボティクス / 科学教育 |
研究開始時の研究の概要 |
ロボット講座に参加した子供達からは、「面白い。楽しい。」との好意的感想が多い。しかし、講座の意義や評価方法に関する視点から考察すると、ロボット教育の有効性を明白に示す後ろ盾について脆弱かつ残念な現実がある。そのためには、「なぜ子供達がロボットに夢中になるのか」を科学的体系的に評価する手法を確立することが急務である。 本研究の目的は、ロボット教育のアクティブラーニングとしての優位性や特異性を検証するために、ロボット工学の評価に使用する評価手法の評価項目と基準の適正化を果たすことである。その結果として、ロボット教育がもたらす効果に対する信憑性が補強された評価項目と評価方法とが確立され提供される。
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研究実績の概要 |
研究テーマ「ロボット教育の有効性が検証可能な評価手法の構築による核心的ものづくり教育」について当初計画2022年度から2024年度までを予定したが、一身上の都合で残念ながら、課題廃止とさせていただいた。 それまでに、研究分担者の協力を得ながら、2022年上半期に、現在注目を集めているROS、ROS2に関する調査研究に平行して、今後到来が予定されるデジタルツイン、メタバースの世界との融和を基軸に研究を推進した。様々な世代におけるものづくり教育が重視されるなか、社会人人材育成に焦点を絞り、2022年9月8日東京大学で開催された第40回日本ロボット学会学術講演会(4C3-01)にて、講演テーマ「ロボットSIerの視点による次世代人材育成のための教育手法と評価アセスメントに関する研究」を著者 ○竹澤聡、小島洋一郎、齋藤繁、安中太一((株)ニッコー)にて発表した。※梗概および発表資料には本研究がJSPS科研費JP22K02987の助成を受けたことを付記させていただいた。 そこでは、北海道ロボットラボラトリーとの協働によりロボットSIerの視点による次世代人材育成のための教育と評価アセスメント構築のための手法を提案した。また、2022年12月発刊の日本ロボット学会誌Vol40,No10 「特集:ベイズ推論の新技術と未来」のとりまとめもさせていただくことができた。 今回、科学研究費申請課題が採択され研究チャンスを日本学術振興会にいただきながら、志半ばでの研究中座となり忸怩たる思いがあるため、本課題解決に向けて研究再開の機会と土壌が与えられた場合には、再び科学研究費申請を果たすことを大きく夢見ている。これからもご支援をよろしくお願い申し上げたい。
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