研究課題/領域番号 |
22K03015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
高祖 歩美 国立遺伝学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 室長 (10747520)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 科学コミュニケーション / 第二言語 / 科学者の意識 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、英語による科学コミュニケーション活動に対する日本人科学者の意識を調査する。具体的には、英語による科学コミュニケーション活動への参加意欲や動機付け、参加の際の障壁を把握し、それらの関係を明らかにすることで、科学者の英語による科学コミュニケーションへの参加を促進できる効果的な制度設計やその活動の評価を可能にするための枠組みを提供することを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究では、英語による科学コミュニケーション活動に対する日本人科学者の意識を調査する。具体的には、英語による科学コミュニケーション活動への参加意欲や動機付け、参加の際の障壁を把握し、それらの関係を明らかにすることで、科学者の英語による科学コミュニケーションへの参加を促進できる効果的な制度設計やその活動の評価を可能にするための枠組みを提供することを目指す。
今年度は、1990年代以降に国内外で行われた、科学者の科学コミュニケーション活動に対する意識調査について、先行文献をレビューし、活動の頻度や種類、活動への参加意欲、参加の際の動機付けや障壁といった項目ごとに報告されている内容を整理して、まとめた。国内の科学者を対象に行われた科学コミュニケーション活動に対する最新の意識調査(2017年)では、こうした活動への意識は高まっているものの、人的・時間的・金銭的要因が障壁となっていることが確認された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度の後半より、ライフイベントが重なったことから、十分な研究時間が取れず、次年度の使用額が生じた。
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今後の研究の推進方策 |
2022年には出版社が主導した日本人科学者を対象とする科学コミュニケーション活動に対する意識調査が実施されているため、今後はその結果を把握して国内の科学者の科学コミュニケーション活動に対する意識についての直近の傾向を押さえる。そして、先行研究の知見を踏まえて、日本人科学者が第二言語である英語で科学コミュニケーション活動を行う場合について、その参加意欲や動機付け、障壁を把握するためのインタビュー調査とアンケート調査を立案する予定である。
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