研究課題
基盤研究(C)
幼児はいかにして毒を避けながらも,食べられる物の種類を増やしていくのだろうか?本研究では,特定の価値を持つ社会的情報を偏って信頼するバイアスが,上記の問題を解決する1つの手段となり得るか否かを,検討することを目的とする。具体的には,新奇な食物の美味しさや健康度に関して価値の葛藤する情報(ポジティブな証言 対 ネガティブな証言)を与えられる時,幼児がいずれの情報を信頼し,食物選択のために利用するのかを3年をかけて調べる。