研究課題/領域番号 |
22K03098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
堀田 亮 岐阜大学, 保健管理センター, 准教授 (10733074)
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研究分担者 |
山本 眞由美 岐阜大学, 保健管理センター, 教授 (40313879)
西尾 彰泰 岐阜大学, 保健管理センター, 非常勤講師 (90402172)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心理アセスメント / 学生相談 / 臨床心理学 / カウンセリング / ウェブシステム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は日本語版Counseling Center Assessment of Psychological Symptoms (CCAPS-Japanese) 短縮版を理論的根拠に基づき標準化すること、CCAPS-Japanese短縮版のWeb回答システムを開発することを目的とする。本研究によって、適切かつ簡便な方法による要支援学生の早期発見、早期支援が実現し、高等教育機関における学生への心理支援の充実が期待できる。
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研究実績の概要 |
(1)CCAPS-Japanese短縮版の開発:2022年度は開発のための調査の実施には至らなかった。現在、短縮版の開発プロセスに関する方法論を精査中である。 (2)CCAPS-Japanese短縮版のWeb回答システムの開発:短縮版は未開発であるため、CCAPS-Japanese55項目版を用いてWeb回答システム(CCAPS-iQAS)の機能実証を行った。定期健康診断で運用し、システムエラー発生の有無および発生原因の検討を行った。また、紙媒体で実施した時と比較して回答率が上昇するか、回答後の自主来談率が上昇するか検討した。加えて、利用学生へのWeb回答システムの安定性および利用学生の満足度調査を行い、その結果を第44回全国大学メンタルヘルス学会総会で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Web回答システムの開発、機能実証および他大学への展開は順調に進んでいるが、短縮版の開発に関しては、その方法論の検討段階であり、開発手続きの開始には至っていない。したがって、総合的に判断し「やや遅れている」とした。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度にCCAPS-Japanese短縮版の開発を行う。短縮版を用いたWeb回答システムの機能実証を行うとともに、5大学以上で実装させる。
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