研究課題/領域番号 |
22K03108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
仲倉 高広 京都橘大学, 健康科学部, 助教C (90539587)
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研究分担者 |
村井 俊哉 京都大学, 医学研究科, 教授 (30335286)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | HIV陽性 / スクリーニング検査 / タブレット / 心理検査 / 臨床心理 |
研究開始時の研究の概要 |
日本でのHIV感染症医療は,ブロック拠点病院・中核拠点病院・拠点病院などを中心に整備されてきた。しかし,ブロック拠点病院以外の医療機関では,心理職が常駐するところが少ない。そのためHIV陽性者が抱える心理的問題に対し感染症科医や看護師等が対応し,心理学に基づく心理的アセスメントが十分に行えていない状況であると言える。心理職が不在であっても,感染症科医や看護師等がHIV陽性者の心理状態のスクリーニングを簡易に行えるよう支援することを目指し,タブレットを用いた心理状態のスクリーニングツールの開発を行い,その信頼性や妥当性・感度や特異度等の検証を行うことを目的とする。
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研究実績の概要 |
【目的】タブレットによる検査を開発し導入することで,感染症科医師や看護師が早期に心理状態のスクリーニングを行え,必要に応じ精神科医療や多職種連携を行え,さまざまな 心理的問題を併せ持つHIV陽性者の包括的ケアに資すること。 【実施状況】本年度は,スクリーニング検査の心理検査を選定するため,まずは,HIV陽性者の心理的問題を検討した。その結果,HANDなどの神経心理学的問題,物質依存や気分障害などの精神科的問題が主な心理的問題として抽出した。次に,スクリーニング検査の項目や心理検査を選定した。その結果,当初考えられたMoCAは,日本語のタブレット化への許可が下りず,別の神経心理学的検査を選ばざるを得なくなった。MoCAの代わりに,ACE-IIIを使用することとなった。その他,TMT-A,The substance abuse and mental illness symptoms screener(日本語訳),Sexual compulsivity scale(日本語訳),Hospital anxiety and depression scale(日本語訳)とした。現在,タブレット上で上記検査を操作できるように,選定した心理的スクリーニング検査のタブレット化の準備を委託している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
計画当初に使用予定をしていたMoCAの使用許可を申請していたが,日本語でのアプリケーション化に関して許可が下りず,新たに本研究の目的に合致し,タブレット化ができる検査項目で構成されている神経心理学的検査の選出に時間がかかってしまったため,タブレット化を本年度で終える計画であったが,タブレット化の途中となってしまった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年7月ごろまでにタブレット化を終え,操作などの軽微な修正を行い,標準化のため,感度と精度の検定のための調査を行う予定。
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