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事件・事故の被害者等調査困難な人を対象とするインターネット調査の課題と対策

研究課題

研究課題/領域番号 22K03141
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関科学警察研究所

研究代表者

藤田 悟郎  科学警察研究所, 交通科学部, 部長 (20356223)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードウェブ調査 / 交通事故被害者 / 高齢運転者 / 妨害運転 / 高齢者
研究開始時の研究の概要

IT技術の社会への浸透や社会調査への協力率の低下等を背景に、インターネットを利用した調査の利用が広まっており、事件・事故の被害者等を対象とする調査もその例外ではない。本研究では、交通事故被害者、妨害運転の加害者、高齢運転者といった、調査対象者の募集と調査の実施が比較的困難な臨床的対象者に注目し、事件・事故等の記録に基づき研究参加者を募集する従来の調査方法による調査結果と、ウェブ調査会社のモニタを対象とするインターネット調査との結果を比較し、事件・事故の被害者等を対象とするインターネット調査を行う際の課題とその対策及び利点を実証的に明らかにする。

研究実績の概要

本研究では、事件や事故の被害者等の通常では臨床的に調査が困難な対象者へのウェブ調査の課題を明らかにし、これらの対象者へウェブ調査を実施する際の留意事項等を明らかにするものである。本研究では、妨害運転、交通事故被害者、高齢運転者の3つの対象に注目し、事件・事故の実際の記録等に基づき
選定した対象者に従来の方法による調査を実施した結果と、ウェブ調査会社のモニタから事件・事故の経験がある人等を募集する調査の結果とを比較する。
これまでに、本研究の3つの対象のそれぞれについて、本研究と対象者が類似するウェブ調査の既存の研究を調査した上で、調査結果に偏りが生じにくいと考えられるウェブ調査の方法を検討した。令和5年度においては、特に、高齢者を対象とした調査について、我々の研究グループがこれまでに実施した調査結果と、既存の調査のデータとを比較する分析を進め、これらの分析結果に基づき、ウェブ調査での対象者の条件と質問項目等の詳細を検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究では、調査が困難な臨床的な対象者を対象とするものであるが、当初の想定よりもウェブ調査の方法の検討に時間を要している。

今後の研究の推進方策

引き続き、本研究で注目する3つの対象のそれぞれについて、本研究と対象者が類似する最近の研究を調査した上で、ウェブ調査の方法を検討し、検討が終了した対象から、順次、調査を実施する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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