研究課題/領域番号 |
22K03144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
田中 圭介 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (10772204)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ゲーム依存 / マインドフルネス / 多理論統合モデル / 行動変容ステージ / 心理教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、中学生のゲーム依存傾向に対するマインドフルネスを用いた学校ベースの心理的支援プログラムを開発し、予防的効果を検討することを目的とする。プログラムの予防的効果について、長期的観点から評価するとともに、中学生のゲーム使用に関する認識や動機づけの変化や教師からのプログラムに関する評価を調査することにより、プログラムの効果を多面的に検討する。研究は介入プログラムに関する視座を得るための個人差研究と介入の予防的効果を検討するための介入研究で構成される。
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研究実績の概要 |
本研究では、中学生のゲーム依存傾向に対するマインドフルネスを用いた学校ベースの心理的支援プログラムを開発し、予防的効果を検討することを目的とする。2023年度は前年度に収集したデータの分析を進め、学会発表を行った。140名の中学生を対象とした事前事後データを分析した結果、行動変容ステージやマインドフルネス傾向などのプロセス変数の増加が確認された。これらの知見について、日本認知・行動療法学会第49回大会のシンポジウムで発表した。 分析結果やシンポジウムでの議論の成果などを受けて、プログラムの見直しを進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の流行に伴う影響や教育課程の昨今の動向を鑑みて、研究デザインを事前事後比較に変更して研究を進めてきた。これにより、協力校の確保を実現することができ、予定よりも早く予備的データの収集や分析、学会での公表に到達することができた。しかし、データの追加については2023年度には進捗が芳しくなく、研究期間の延長を視野に入れた上で、2024年度から再収集を進める必要がある。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間の延長を視野に入れた上で、2024年度から再収集を進める必要があるため、エフォートを調整し、サンプリングを進める。並行して、論文化に向けて情報収集を行う。
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