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児童青年期ゲーム障害患者の症状形成過程解明に向けた類型化と養育者調査

研究課題

研究課題/領域番号 22K03149
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

大立 博昭  鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (90910977)

研究分担者 福井 昌則  徳島大学, 高等教育研究センター, 准教授 (10599765)
井上 雅彦  鳥取大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20252819)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードゲーム障害
研究開始時の研究の概要

ゲーム障害(Gaming Disorder: GD)の治療方法は現在国内外で検討されているが、GDのタイプは多様であり症状形成過程については十分な検討がなされていない。それぞれのタイプにおける依存形成に至る過程を明らかにすることで適切な支援方法を検討することが必要である。
本研究ではGD患者群を類型化し、比較対照群と比較して各タイプにおけるゲームに依存するに至った症状形成に至る背景を理解し、それぞれの特性に応じた支援方法を検討する。またGD患者の主たる養育者にこれまでの患者との関わり方等について詳細なインタビューを行い、どのように養育者を支援すべきかを提案する。

研究実績の概要

本研究は児童・青年期のゲーム障害患者における症状形成過程の解明を目的としている。児童精神科を標榜する他の医療機関と連携を開始し、ICD-11におけるゲーム障害の診断基準を満たす患者の実数を把握して今後の研究対象者を募集する準備を行なっている。現状では予定とする患者群30名に満たない状況であり、他県の児童精神科への協力要請を検討している。また並行してゲーム障害患者群に対して、実際のゲーム利用状況・生活状況など含めたアンケートの作成及び半構造化面接、各種検査の準備を行なっている。
研究1年目(令和4年度)はゲーム障害の症状形成過程に関してその基礎的知見を得るために、同地域にある中学校2校と高等学校3校に協力を依頼し、全生徒に対してゲーム利用状況のアンケートを行なっている。アンケート項目については各学校と協議をしながら作成をしているが、アンケート内容について各学校から変更など要望があり、その修正を現在行なっている。準備が出来次第、各学校にあらためてアンケートを依頼する。
今後の計画として、研究2年目(令和5年度)の6月から7月にかけて各学校に向けてアンケートを施行する予定である。また8月以降には患者群に対しても同意を得た上で調査を行う予定である。
現時点では研究発表および論文作成に至っていないが、上述の各学校に対するアンケートを分析しまとめた上で今年度中の児童精神科に関連した学会での発表を計画している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初施行の予定であったアンケート内容の修正に時間がかかっているため。

今後の研究の推進方策

2023年内にアンケートの内容を解析し発表する予定である。並行して研究対象者の募集を行っていく。

報告書

(1件)
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2023-12-25  

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