研究課題/領域番号 |
22K03174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
田中 勝則 北海学園大学, 経営学部, 准教授 (10510969)
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研究分担者 |
横光 健吾 人間環境大学, 総合心理学部, 講師 (70822154)
入江 智也 北翔大学, 教育文化学部, 准教授 (90787730)
新川 広樹 弘前大学, 教育学部, 助教 (10848295)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ゲーム障害 / ゲーム依存 / オンラインゲーム / 行動嗜癖 / 青年期 / 予防教育 / 大規模標準データ / 依存症 / パーソナライズされた規範的フィードバック |
研究開始時の研究の概要 |
平成28年度の文部科学省による「依存症予防教育に関する調査研究」では、 マンパワーや教材不足などを理由に、3割以上の学校がオンラインゲーム利用に関連するインターネット依存に対する予防教育が必要でありながらも十分ではないことを報告している。しかし、オンライン環境下での不適切なゲーム利用のような行動嗜癖に関わる問題は未だ不十分な状況であり、余暇活動充実の観点からも適切なオンラインゲーム利用に関する予防教育プログラムの開発は喫緊の課題である。本研究はこの課題に取り組むものである。
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研究実績の概要 |
若者の間での余暇活動の一つとしてゲーム利用があげられる。特にコロナ禍においては感染防止対策として外出自粛や対面での接触を避けることが望まれるため、オンラインゲームを用いた余暇活動や対人交流が増加している。一方、これまでも際限なくゲームを行うことはゲームへの過剰な時間の消費や依存の問題につながる可能性が指摘されており(Higuchi et al., 2017; King et al., 2019)、最も不適応なゲーム利用形態は依存症としてのゲーム障害として定義されるようになった(WHO, 2019)。 本研究は青年期における不適切なオンラインゲーム利用の実態把握に向けた大規模標準データの収集を行い、このデータを用いて適応的なゲーム利用に向けた予防教育プログラムの開発を行うことを目的とする。研究計画初年度となる今年度は青年期のゲーム利用の実態把握のための大規模標準データの収集に着手した。(株)TesTee社の協力を得て、全国から地域の偏りを考慮した上で約10000名の中学生および高校生を対象とした大規模調査を実施した。その結果、ゲーム利用状況や精神的健康、生活支障度に関するデータを得ることができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画通りに青年期におけるゲーム利用に関する大規模標準データを得ることができたため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は得られたデータの心理統計学的特徴について解析を進めながら、青年期におけるオンラインゲーム利用の実態把握を進める。さらに、その結果を基に適応的なゲーム利用に向けた予防教育プログラムの開発に着手する。
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