研究課題/領域番号 |
22K03512
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13030:磁性、超伝導および強相関系関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
榊原 寛史 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (20734354)
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研究分担者 |
渡部 洋 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 研究員 (50571238)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 超伝導 / 銅酸化物 / ニッケル酸化物 / 高温超伝導 / 電子相関 |
研究開始時の研究の概要 |
銅酸化物高温超伝導体は常圧下では全物質最高の転移温度を持ち,その記録は現在も破られていない.それ故,他の物質で高温超伝導が実現するかどうかに興味が持たれてきた.本研究では数値シミュレーションを用いて,近年合成されたニッケル酸化物超伝導体と,銅酸化物を比較研究する.この種のニッケル酸化物は銅酸化物と電子構造がよく似ていることが過去に予想されていた.特に,銅酸化物では酸素原子と銅原子に属する電子同士の混成が重要だが,ニッケル酸化物では混成度が低く,また転移温度も低い.本研究では混成度と転移温度の決定メカニズムとの関係性を明らかにすることで,新たな高温超伝導物質の設計指針を理論的に導く.
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