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比重差選別と炭酸化処理を併用した改質焼却主灰の土木資材利用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K04323
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分22030:地盤工学関連
研究機関福岡大学

研究代表者

藤川 拓朗  福岡大学, 工学部, 助教 (20609606)

研究分担者 肴倉 宏史  国立研究開発法人国立環境研究所, 資源循環領域, 室長 (70331973)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 完了 (2024年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード焼却主灰 / 比重差選別 / 炭素固定 / 炭酸塩化 / 鉛 / 力学特性 / 溶出特性 / 有効利用 / 含有量 / 炭酸化 / 土木資材 / エアテーブル / 重金属 / リサイクル
研究開始時の研究の概要

本研究は、①エアテーブル選別機を用いて焼却灰中の鉛等の重金属(高密度粒子)を分離回収し、排出形態の異なる種々の焼却灰の鉛の含有量を低下させること、②選別した焼却主灰(低密度粒子)に炭酸化処理を施して不溶化させ、その物理・力学・溶出特性を明らかにし、土木資材(路盤材や盛土材)としての有効利用法を提示することを目的としている。

研究成果の概要

本研究は、エアテーブル選別機を用いて焼却主灰を比重差選別し、高密度粒子は金属回収、低密度粒子は炭酸塩化して鉛を不溶化させた後、土木資材として有効利用することを目的としている。
一連の研究成果より、焼却主灰は比重差選別を行うことで低密度から高密度まで選別することが可能であり、鉛の含有量を削減できることが明らかとなった。さらに繰り返し比重差選別を行うことで鉛の含有量は土壌汚染対策法における含有量基準値以下まで削減できる可能性があることが判明した。また、炭酸化処理と比重差選別を併用して改質した焼却主灰は、盛土材等の土木資材として十分な力学特性を有することが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで未解明であった炭酸化処理と比重差選別を併用して改質した焼却主灰の力学・溶出特性に関する新たな知見を得た点において、本研究成果の学術的意義は非常に高い。改質した焼却主灰は、路盤材や埋戻し材等の要求品質を満足することから、天然資材に代わる安全な土木資材としてリサイクルする可能性が飛躍的に向上し、循環型社会形成の推進に貢献できると考えられる。また、最終処分量を削減できることから、環境負荷の低減に寄与する点においても社会的意義が高いと言える。さらに焼却主灰には35kg/tのCO2固定量があることが明らかとなり、カーボンニュートラルや脱炭素社会への実現を加速させる一助になることが期待される。

報告書

(4件)
  • 2024 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2025 2024

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 比重差選別処理を施した低比重焼却主灰の物理・力学特性2025

    • 著者名/発表者名
      大塚祐磨・佐藤研一・藤川拓朗・古賀千佳嗣・肴倉宏史
    • 学会等名
      令和6年度 土木学会西部支部研究発表会
    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
  • [学会発表] 乾式比重差選別機(エアテーブル)と炭酸化処理の併用による焼却主灰の土木資材化の検討2025

    • 著者名/発表者名
      藤川拓朗・佐藤研一・古賀千佳嗣・肴倉宏史
    • 学会等名
      第16回環境地盤工学シンポジウム
    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
  • [学会発表] エアテーブルによる比重差選別手法の焼却主灰への適用性と鉛の含有量削減効果2024

    • 著者名/発表者名
      藤川拓朗・佐藤研一・古賀千佳嗣・大塚祐磨・肴倉宏史
    • 学会等名
      第59回地盤工学研究発表会
    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
  • [学会発表] 比重差選別を用いた焼却主灰の鉛含有量の低下手法の検討~含水比の違いが選別に与える影響~2024

    • 著者名/発表者名
      小宮凜世・大塚祐磨・佐藤研一・藤川拓朗・古賀千佳嗣・肴倉宏史
    • 学会等名
      令和5年度 土木学会西部支部研究発表会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2026-01-16  

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