| 研究課題/領域番号 |
22K04374
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分22060:土木環境システム関連
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| 研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
八重樫 咲子 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (30756648)
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| 研究分担者 |
大槻 順朗 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (10618507)
渡辺 幸三 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 教授 (80634435)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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| キーワード | 水生昆虫 / DNAバーコーデイング / 環境DNA / 流域管理 / DNAバーコーディング / 底生動物 / DNAメタバーコーディング |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では山間部を流下する河川の生物多様性保全を目的とした水生昆虫多様性評価手法の構築と,構築された手法を利用した流域生態系保全方法の検討を行う.一般的な水生昆虫多様性調査は種の同定手法の複雑さとその労力のために,大量かつ正確に実施するのが難しい.そこでDNAデータベースの拡充と,解析手法を検討することでDNA情報に基づく水生昆虫多様性調査手法を構築する.そして,流域の環境の変動が山間部を流下する富士川水系の水生昆虫の種多様性および遺伝的多様性に与える影響を明らかにする.
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| 研究成果の概要 |
河川生態系の保全を目的として河川水辺の国勢調査など各地で水生生物の調査が行われているが,種の同定には専門的な知識と労力が必要となる.そこで本研究では,DNAメタバーコーディングを用いた水生昆虫多様性調査を検討した.まず,NGSを利用したDNAデータベースの構築方法を検討し,流域内の水生昆虫DNA情報を収集してバーコーディングに利用をすることで,検出力が高まることを明らかにした.また,DNAバーコーディングを行うことで,幼虫では同定することが難しい分類群であっても種名を得ることができ,特有の環境に生息すると考えられる種が存在する可能性を示した.
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
底生動物は環境評価のための情報量が多く,生物採集と形態同定に基づく分析を行うことで生息種リストを作成するのが一般的である.しかしこの方法には,分析が困難である個体や種の存在,大量の標本を分析する労力といった問題点がある.そこで本研究ではDNA情報を活用した種の同定を行うことで,より簡易な底生動物を用いた環境評価を実現することを目的とした.その結果,流域内の水生昆虫DNAデータベースを構築することで,効果的な種多様性評価が実現する可能性を示した.また,本手法では形態では分類できない個体であっても種まで分類できる場合があり,より高解像度の環境分析が可能となることが示された.
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