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常時微動を用いた実庁舎の杭頭探傷と地震時における杭基礎の危険度判定手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K04407
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分23010:建築構造および材料関連
研究機関株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム)

研究代表者

羽田 浩二  株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム, 研究員 (70899434)

研究分担者 中村 友紀子  千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (20313504)
山田 雅行  株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム, 主任研究員 (60727519)
原 忠  高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (80407874)
栗田 哲  東京理科大学, 工学部建築学科, 教授 (90195553)
吉見 雅行  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (00358417)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
キーワード常時微動観測 / 実在建物 / 杭基礎 / 杭の損傷 / 探傷実験 / 杭基礎の被害 / 構造ヘルスモニタリング / 損傷前の観測記録 / 損傷後の観測記録
研究開始時の研究の概要

本研究では、実在する建物の杭基礎の柱頭部分を露出させ、その部分を人為的に損傷させることにより、地震時の被害状況を模擬的に作りだす。損傷前後の建物の常時微動観測データを用いて、杭基礎の損傷の有無や程度を判定する手法を開発する。開発した手法を用いて、建物の杭基礎における危険度を判定する手法を提案する。これまでの多くの研究とは異なり、実在する建物の杭基礎を模擬的に損傷させること・損傷前後の常時微動観測データを取得出来ることが本研究の特徴である。

研究実績の概要

本研究では、高台移転のため取り壊し予定の旧庁舎を利用して、実在する建物の杭基礎の柱頭部分を露出させ、その部分を損傷させることにより、地震時の被害状況を模擬的に作りだす。損傷前後の建物の常時微動観測データを用いて、杭基礎の損傷の有無や程度を判定する手法を開発する。開発した手法を用いて、建物の杭基礎における危険度を判定する手法を提案することを目的とする。
本年度は昨年度実施した杭基礎の探傷実験時における常時微動観測データの整理・解析を実施した。杭基礎の損傷前後の常時微動観測データを比較することにより、杭基礎の損傷を判別する手法の開発を目指している。現状としては、正常時(杭基礎の損傷前)における建物の振動特性の把握を実施することが出来た。続いて、杭基礎を損傷させた後の常時微動観測データを用いて、正常時(杭基礎の損傷前)との比較を実施している。これらはFDD法によるモード同定の手法を利用している。杭の損傷の検知する手法の開発を実施している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

実在庁舎の杭の探傷実験のデータ解析・手法の開発に時間を有している。

今後の研究の推進方策

今後は、実在庁舎の杭の探傷実験で得られたデータの解析を進めていき、杭の損傷の有無を判断することが出来る手法の開発を目指す。また、実在庁舎の杭の探傷実験を実施した地盤における調査を実施する予定である。これらのデータより、杭基礎の地震時危険度判定手法の開発を目指す。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 常時微動観測に基づく高知県中土佐町旧消防署庁舎の振動性状の把握(実庁舎の杭頭探傷実験に向けて)2023

    • 著者名/発表者名
      羽田 浩二
    • 学会等名
      2023年度日本建築学会大会(近畿)
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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