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計算モデルと物理モデルを融合させた係留模型試験法の高度化と性能評価モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K04556
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分24020:船舶海洋工学関連
研究機関国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所

研究代表者

渡邊 充史  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 海上技術安全研究所, 主任研究員 (20713788)

研究分担者 齊藤 昌勝  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 海上技術安全研究所, 上席研究員 (80359124)
石田 圭  国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 海上技術安全研究所, 研究員 (60636827)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード係留 / リアルタイムハイブリッドシミュレーション / 模型試験
研究開始時の研究の概要

係留ライン等が取り付けられた浮体式洋上風車等を対象とした水槽模型試験では、水槽の面積、水深の制約により係留系の模擬に物理的制限が課せられる。この問題に対してシミュレーション上の係留系モデルと物理空間上の浮体モデルを実時間でリンクさせるリアルタイムハイブリッドシミュレーションを用いた手法に関する研究が実施されている。
本研究では同法の性能評価モデルの構築と、試験法の高度化に関する研究を実施する。前者については浮体とアクチュエータの応答モデルを状態空間モデルを用いて再現し、係留系モデルと組み合わせる事により構築する。後者については係留系から浮体に与えられる力の自由度を増やす事により高度化を図る。

研究実績の概要

今年度は模型試験を実施した。今年度の基金は主に上記の研究を遂行するための、スパー型模型の製作、DCモータ、ギアヘッド、コントローラ、エンコーダの購入、これらを搭載する治具の設計・製作・購入に充てられた。
模型試験では「Surge」、「Sway」方向の係留力を与え、静的係留剛性の確認試験、「Surge」方向の自由動揺試験を実施した。前年度に試作したリングゲージ式張力計については調達が実験に間に合わず、既存の張力計を用いて実験を実施した。また、実験システム構築に時間を要し「Sway」方向の自由動揺試験は実施出来なかったが、性能評価モデルの検証に資するデータを取得する事が出来た。
次年度は開発した性能評価モデルと取得した模型実験データの比較を行い、性能評価モデルを改良する。更に「Yaw、Heave」方向の自由度を考慮可能なように改良を実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

模型実験では「Surge」方向の自由動揺試験のみしか実施出来なかったが、予定通りに模型試験を実施する事が出来、性能評価モデルの精度検証用データを取得する事が出来た。

今後の研究の推進方策

実験結果と性能評価モデルの比較検証を早期に実施し、同モデルの精度改良を行う。モデル上にて付与させる係留力自由度を増加させ、その挙動を把握し2025年度の実験に備える。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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