研究課題/領域番号 |
22K04648
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
|
研究機関 | 株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム) |
研究代表者 |
山田 雅行 株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム, 主任研究員 (60727519)
|
研究分担者 |
東 宏幸 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 特任教授 (10555379)
小田 義也 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (30336523)
長尾 毅 神戸大学, 都市安全研究センター, 教授 (30356042)
香川 敬生 鳥取大学, 工学研究科, 教授 (50450911)
羽田 浩二 株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム, 研究員 (70899434)
原 忠 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (80407874)
吉田 和郎 株式会社ニュージェック(経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム), 経営戦略本部研究開発部研究開発グループ研究開発チーム, 主任研究員 (80899419)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 二重スペクトル比法 / 地震観測 / 活断層 / 減衰特性 / 応力蓄積過程 / 地震発生切迫度 / 活断層の減衰特性 / 地震後経過率 / 地震ハザード |
研究開始時の研究の概要 |
既往地震観測点による観測記録を用いて、8つの活断層に二重スペクトル比法を適用し、減衰特性(二重スペクトル比)を算定し、地震後経過率との間に一定の関係があることを明らかにしてきた。本研究では、近年に地震が起こった活断層を対象に新規の地震計を配置し、活断層をまたぐ位置で観測された微小地震記録を用いて算定した減衰特性から「地震後経過率=ゼロ」が推定できることを実証することに主眼を置き、活断層の減衰特性から地震後経過率の高精度推定を目指す。これにより自治体の被害想定や重要構造物の設計地震動といった地震ハザードに対して観測事実を根拠に合理化を図ることができる可能性がある。
|
研究実績の概要 |
近年に地震が起こった活断層として兵庫県南部地震と鳥取県西部地震を対象に,新規の地震計を配置し,活断層をまたぐ位置で観測された微小地震記録を用いて算定した減衰特性から「地震後経過率=ゼロ」が推定できることを実証し,減衰特性から地震後経過率を推定する手法の高精度化を目指している.新規に設置を行った地震計による微小地震記録を用いて算定した減衰特性は想定外の結果となった。減衰特性が想定外の結果となった要因の分析を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新規に設置を行った地震計による微小地震記録を用いて算定した減衰特性が想定外の結果を示し、その要因分析を行ったため。
|
今後の研究の推進方策 |
新規に設置を行った地震計による微小地震記録を用いて算定した減衰特性が想定外の結果を示した要因は概ね特定できた。当初の計画に戻り、今回活断層をまたぐ位置に設置した地震計で得られた微小地震観測記録に対して,二重スペクトル比法を用いて減衰特性の推定やその推定法の高度化,地震後経過率との関係を明らかにしていく予定である。
|