研究課題/領域番号 |
22K05352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
寺西 克倫 三重大学, 生物資源学研究科, 教授 (20237001)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 蛍光 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,①生体透過性に優れる近赤外蛍光を発する,②特異的に腎細胞癌組織に滞留し,腎正常組織に滞留しない,③患者に負担が少ない静脈投与による,④生体に対し副作用がない(あるいは軽微),⑤開腹手術,腹腔鏡手術,ロボット支援手術で簡易に使用できる,等の特性を有した術中近赤外蛍光腎細胞癌イメージング診断薬の開発を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は,早期腎細胞癌における部分切除術において,術中での癌部位を明確に判断する技術を開発するものであり,腎細胞癌に対する医療の向上に貢献する重要な研究である。本研究の特徴は、①生体透過性に優れる近赤外蛍光を発する,②特異的に腎細胞癌組織に滞留し,腎正常組織に滞留しない,③患者に負担が少ない静脈投与による,④生体に対し副作用がない(あるいは軽微),⑤開腹手術,腹腔鏡手術,ロボット支援手術で簡易に使用できる,等の特性を有した術中近赤外蛍光腎細胞癌イメージング診断薬の開発を行うものである。これを目的とする研究は、前年度において成果を見出したので、本年度では、膀胱がんの同様な特徴を有するイメージングに関して実施した。膀胱がんは、2020 年に世界で 12 番目に多いがんであった。膀胱がんは白色光膀胱鏡検査や蛍光などの目視による手法を使用して診断されてきたが、青色光膀胱鏡検査に加えて、膀胱がんを正確に診断するための、より効果的な非侵襲性の光学イメージング技術を探求する必要がある。研究では、MB49 膀胱癌同所性マウスモデルにおける膀胱癌の in vivo 診断用の近赤外蛍光プローブ の有効性を検証した。 プローブ の膀胱内注射後、注射後5分に生理食塩水で膀胱をすすぐか、または プローブ を静脈内投与し、その後5 ~ 24 時間後、プローブ は癌組織に吸収された。がん組織内のプローブの近赤外蛍光は、近赤外蛍光イメージング カメラ システムを使用して検出された。 近赤外蛍光は癌組織と正常組織の間の境界を明確に示した。 したがって、プローブは、膀胱内または静脈内注射を使用して、MB49 膀胱癌の非侵襲的かつ特異的な光学的 in vivo イメージングを可能にし。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究を適切に計画したため、計画を順調に遂行した。
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今後の研究の推進方策 |
他の癌種に関して、イメージング技術に関する研究を行う。
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