研究課題
基盤研究(C)
既に報告している過酸化水素蛍光プローブの反応点として採用している単核鉄錯体は過酸化水素を酸化剤として外部基質を酸化するペルオキシダーゼ活性を有している。電子イオンスプレー分子量測定によって検出した過酸環化水素付加体は、単座で過酸化水素が配位したFe(III)OOH種であった。本研究では、過酸化水素との親和性の向上を狙い、2核金属錯体を過酸化水素に対する反応点として有する新規の過酸化水素プローブの合成開発を行う。