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分解者群集を考慮した土壌の炭素ターンオーバー速度の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K05749
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分40010:森林科学関連
研究機関香川大学

研究代表者

豊田 鮎  香川大学, 農学部, 准教授 (50730800)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード土壌動物 / リター / 分解 / 土壌炭素 / 土壌有機物
研究開始時の研究の概要

陸上生態系における炭素貯留量は、温帯や寒帯では地上の植物よりも地下部の土壌において多いことが知られている。土壌炭素の放出と貯留に伴うターンオーバーの速さは、地温や有機物資源の量と質に依存した分解者群集の活性によって左右される。本研究では、とくに温度と乾燥が土壌炭素に及ぼす影響に着目し、分解者群集を主軸とした新たな評価を目指す。

研究実績の概要

暖温帯林リター堆積層の安定性が異なる地点間において土壌動物群集を評価した。フトミミズ科などの大型のミミズはリター堆積層が安定した土壌に多く生息し、生物量が高かった。枯死木を摂食する土壌動物を用いた室内実験によって有機物の変容速度を測定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

野外において試料採取した土壌について炭素動態の追跡が必要である。

今後の研究の推進方策

季節に応じた土壌有機物分解プロセスの変化をモニタリングする。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 高知県足摺岬周辺より採集されたフトミミズ科の未記載種2023

    • 著者名/発表者名
      伊藤雅道,長谷川元洋,豊田 鮎
    • 学会等名
      日本土壌動物学会第45回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] SDGs達成に向けた課題解決型学習パッケージを用いた包括的土壌教育手法の開発2023

    • 著者名/発表者名
      小﨑 隆, 浅野陽樹, 角野貴信, 浅野眞希, 豊田 鮎, 森 圭子, 丹羽勝久, 大澤俊介
    • 学会等名
      日本土壌肥料学会2023年度愛媛大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 林床を掘り返すニホンイノシシによる土壌有機物の損失に対する土壌動物の機能の検証2023

    • 著者名/発表者名
      豊田鮎, 長谷川元洋,原口岳,佐藤重穂
    • 学会等名
      日本生態学会 第70回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 山道がリター堆積量と大型土壌動物群集に与える影響2022

    • 著者名/発表者名
      土屋駿介,豊田鮎
    • 学会等名
      日本土壌動物学会第44回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] 土の中の生き物たちのはなし2022

    • 著者名/発表者名
      島野 智之、長谷川 元洋、萩原 康夫
    • 総ページ数
      168
    • 出版者
      朝倉書店
    • ISBN
      9784254171792
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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