研究課題
基盤研究(C)
葉緑体チラコイド膜に形成される電気化学ポテンシャルは光合成調節の要である。昼間の太陽光エネルギーによって形成されるというのがこれまでのセオリーであるが、申請者は夜間においても膜ポテンシャルが形成されることを見出した。これは申請者が新規に提案しているPRIイメージングを用いたチラコイド膜環境の可視化技術によってもたらされた結果である。本研究課題では夜のチラコイド膜ポテンシャルの形成メカニズムを明らかにするとともに、その生理的意義について解き明かす。