シロアリ腸内原生生物に共生し種特異的に局在の異なるマイコプラズマの比較ゲノム解析

• 研究課題/領域番号: 22K06369
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分45030:多様性生物学および分類学関連
• 研究機関: 東京工業大学
• 研究代表者: 桑原 宏和 東京工業大学, 生命理工学院, 助教 (10528053)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 共生 / 進化 / 微生物

研究開始時の研究の概要

共生現象は生物進化の原動力であり、現在の真核細胞のオルガネラは、真核細胞の祖先に細菌が共生し進化したものだと考えられている。シロアリ腸内には、原生生物とマイコプラズマの共生がみられ、さらに共生マイコプラズマが種特異的に原生生物の細胞質、細胞先端部、鞭毛と異なる共生局在を持つ。本研究は、顕微操作で共生局在の異なるマイコプラズマの各系統の細胞を回収し、全ゲノム増幅後、ゲノム配列を解析して共生機構を明らかにする。さらに、上記3タイプ間及び既知のマイコプラズマとの比較ゲノム解析により共生進化機構を解明する。