配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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研究実績の概要 |
血液脳関門透過型AAVベクターと、細胞種特異的プロモーターとを組み合わせることにより、floxマウスへの静脈投与のみで、コンディショナルノックアウト(cKO)を行える手法の開発を目指し研究を実施した。 独自に考案したFlpO x dCreシステムとそれぞれの細胞種の特異的なAAVベクターを組み合わせることにより、アストロサイトでは、90%以上の特異性と40%以上のKO効率、ニューロンでは90%程度の特異性と80%以上のKO効率でcKOを起こせることを示した。 これらの結果は、すでに以下の国際誌に掲載済である。 Kawabata H, Konno A, Matsuzaki Y, Sato Y, Kawachi M, Aoki R, Tsutsumi S, Togai S, Kobayashi R, Horii T, Hatada I, Hirai H. (2024) Improving cell-specific recombination using AAV vectors in the murine CNS by capsid and expression cassette optimization. Mol Ther Methods Clin Dev., 32(1):101185. また、これ以外にも関連する研究として、Nature Biomedical Engineeringを含む国際誌に、7報の論文を掲載した(すべて査読あり)。
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