研究課題
基盤研究(C)
外来種の植物には、強い侵襲性を示し、従来の生態系に著しく影響を与えるものがある。本研究では、キク科セイタカアワダチソウなど侵略性の強い植物の根に含有されるアレロケミカルについて、攻撃される側の植物の二次代謝物の生合成誘導など一連の防御反応を詳細に解析して、植物の二次代謝調節活性化合物の特定とその作用メカニズムを明らかにする。さらに、このような植物-植物間相互作用を担うアレロケミカルを利用して薬用植物の機能性強化に応用する方法を提示する。