研究課題/領域番号 |
22K06838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分48020:生理学関連
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研究機関 | 北里大学 (2023) 国立医薬品食品衛生研究所 (2022) |
研究代表者 |
入江 智彦 北里大学, 医学部, 講師 (20546551)
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研究分担者 |
伊藤 哲史 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (90334812)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 非選択的陽イオンチャネル / アドレナリン受容体 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、多くの神経細胞に発現するナトリウム漏洩チャネルNALCNが発見され、これが神経細胞における静止膜電位形成に重要な役割を果たす事が明らかとなった。しかしながら、NALCNチャネルのGタンパク質共役受容体(GPCR)等による調節機構に関しては未知な点が多い。本研究ではアドレナリン受容体の活性化を介したNALCNチャネルの調節様式に関して解明を試みる。
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研究実績の概要 |
20日齢前後のC57/BL6マウスから聴覚系中枢を含む新鮮脳幹スライス標本を作製し、in vitroホールセルパッチクランプ法によりカートホイール細胞から電気生理学的記録を行った。ボルテージクランプ法で膜電位を固定して保持電流を記録しながら、低濃度のCa2+を含む細胞外液を投与することによりNALCNチャネルを介した電流を誘発し、GABA(B)受容体のアゴニストであるバクロフェンを投与した所、NALCN電流が阻害される事を見いだした。また、この阻害は先にNALCN電流をノルアドレナリンで阻害しておくと生じない事から、NALCNチャネルの近傍にGABA(B)受容体とノルアドレナリン受容体の両方が局在していることが示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
昨年度、実験に必要なノックアウトマウスが日本に導入できない状況となり、ノックアウトマウスは共同研究先の米国の研究室に導入して貰い、ノックアウトマウスを用いた実験は米国側で行ってもらう事となったため。
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今後の研究の推進方策 |
今回研究対象としているカートホイール細胞以外の聴覚系神経細胞においても、NALCNチャネルが発現しているかどうかを検討することを考えている。
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