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尿細管バリアシステム破壊機序の加齢性変化解明と、それに対抗するための創薬研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K06864
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48030:薬理学関連
研究機関香川大学

研究代表者

中野 大介  香川大学, 医学部, 准教授 (30524178)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード敗血症性急性腎障害 / 尿細管 / バリアー
研究開始時の研究の概要

敗血症あるいは急性腎障害は国際的な取り組みで撲滅が目指されているが、国ごとの衛生・労働環境や医療体制により、その病因・病態は大きく異なるため、全てを包括的に基礎研究することは現実的ではない。本邦は長寿大国であり、高齢は敗血症・急性腎障害の両方を増悪させる。我々の見つけている機序は、発症の際に生命維持において重要な役割を果たしていることが考えられるため、本研究を遂行して、年齢別敗血症性腎障害発症機序を解明する。

研究実績の概要

敗血症とそれに伴う急性腎障害(AKI)は、加齢により劇的に増悪し、集中治療室では約半数が死亡する。申請者らは最近、敗血症において腎近位尿細管バリアー破綻による病態を世界で初めて発見した。この病態に関する研究領域はいまだ黎明期である。そこで本申請課題では、敗血症性AKIにおける加齢性変化と尿細管バリアー破綻との関連を検討した。具体的には、バリアー破綻の原因を見出した:近位尿細管・マクロファージ連関が若齢・老齢両方のバリアー破綻に共通の病態であり、ただしその連関機序は完全に変質していることを掴んだ。これらの研究は、敗血症性腎障害研究の取り組みに革命的な視点を加えると確信しており、成果は患者の年齢により標的分子を変更する新たな治療戦略の創出に繋ることを期待している。

報告書

(1件)
  • 2022 実績報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2023-12-25  

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