脂肪酸代謝に寄与する腸内細菌と宿主生理機能への作用解析

• 研究課題/領域番号: 22K07075
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49050:細菌学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 田之上 大 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60732972)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: 腸内細菌 / 脂肪酸

研究開始時の研究の概要

昨今のマイクロバイオータ研究の進展に伴って腸内常在菌の理解が進んできたが、食餌由来成分の分解・代謝については未解明の点が多い。本研究では様々な脂質の構成要素である脂肪酸に着目し、腸内細菌による脂肪酸代謝とその宿主生理機能への作用を解明する。具体的には食餌中に多く含まれる脂肪酸を代謝する腸内細菌種を、LC-MS/MSやGC-MS、嫌気培養と無菌・ノトバイオートマウス技術用いてin vitroおよびin vivo検証実験で同定・単離する。さらに、その細菌株や脂肪酸代謝物による宿主代謝系・免疫系への影響を検討する。