Glypican1を標的とした抗体医薬に対するコンパニオン診断薬開発

• 研究課題/領域番号: 22K07240
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
• 研究機関: 岩手医科大学
• 研究代表者: 世良田 聡 岩手医科大学, 医歯薬総合研究所, 准教授 (50463302)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2022年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: Glypican-1 / 抗体 / コンパニオン診断薬

研究開始時の研究の概要

研究代表者は食道癌や膵臓癌の新規癌抗原としてGlypican-1(GPC1)を同定し、新規癌治療法として抗体薬物複合体(GPC1-ADC)を開発し、担癌マウスを用いて薬効を証明した。ヒト化GPC1-ADCの奏効性を予測するバイオマーカーを開発するために下記の2通りのコンパニオン診断薬を開発する。1つ目は腫瘍組織中のGPC1の発現量を免疫組織化学染色法により評価する方法、2つ目は癌患者血清中に存在する可溶型GPC1の定量系を構築と血清中の可溶型GPC1濃度測定である。構築した手法を用いて、膵臓癌担癌マウスに対してヒト化GPC1-ADCのコンパニオン診断薬としての有用性を検証する。