研究課題/領域番号 |
22K07277
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
百瀬 文康 三重大学, 医学系研究科, 産学官連携講座助教 (20798326)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | がんワクチン / ヒアルロン酸ナノゲル / T細胞輸注療法 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者らはがんワクチンの開発過程において、ヒアルロン酸誘導体を基盤としたワクチンが従来型ワクチンと比べ、迅速かつ高効率に所属リンパ節に移行することを見出した。さらに申請者は本ワクチンをCD8+T細胞と共に担癌マウスに投与した結果、本ワクチンがネオアンチゲン特異的細胞傷害T細胞を強力に誘導し、腫瘍を消失させ、再発を抑えることを明らかにした。これらの結果より、本ワクチンがエフェクター/メモリーCD8+T細胞を強力に誘導し腫瘍を治癒、再発予防できる可能性が示唆された。本研究では本ワクチンの細胞性免疫誘導機構及び獲得・記憶免疫機構を解明し、がん治療・再発予防ワクチンに向けた臨床応用の基盤を構築する。
|