研究課題/領域番号 |
22K07424
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
近藤 圭子 札幌市立大学, 看護学部, 助教 (50760211)
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研究分担者 |
武冨 貴久子 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (80543412)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地域医療 / 過疎地域 / 住民の意識 / 受療行動 / 医療サービス利用者 |
研究開始時の研究の概要 |
地域医療偏在の課題は、医師の都市部集中や専門分化志向等、医療提供者側の特性から議 論されてきたが、医療を受けるサービス利用者側の課題には注目されてこなかった。サービス利用者の地域医療への理解を高める教育的アプローチ方法を基盤とした、協働型の取り組みが必要である。 本研究では、北海道内の過疎地域の住民を対象として、受療行動と地域医療に対する関心や理解の帰納的な検証に基づく実践モデルを構築し検証してゆく。本研究の成果は国内の過疎地域の先駆的なモデルとして提言できると考える。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、北海道の過疎地域の医療サービス利用者である住民を対象として、受療 行動と地域医療に対する関心や理解を明らかにすることである。本研究の意義は、地域医療に携わる医療提供者側と医療サービス利用者側が協働し、地域をあげて医療を守る文化を醸成するために、双方が共通認識を持って課題解決に向けたアプローチ方法を提言することである。本研究を基盤データとして、住民に向けた地域医療の理解を高める教育的アプローチ方法を見出し、その発展的な研究として、住民が健康を維持しながら適切に医療を利用するための支援プログラムを開発、モデル化し、実践することで地域に還元することである。 本研究の2023年度の実施状況は、学会発表による調査研究のブラッシュアップと地域医療に関する情報収集を行った。さらに、文献検討を進めて質問紙調査、インタビュー調査における研究背景の根拠づけを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度は、既存の知見を網羅的に整理し、本研究の根拠づけを明確にするため、さらに文献検討を行い、地域医療における研究ギャップを把握することができた。また、学会発表による調査研究のブラッシュアップと地域医療に関する情報収集を行い、知見を深めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、医療サービス利用者への調査を実施する計画を進める。
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