研究課題/領域番号 |
22K07430
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 亮 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (20396732)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 酸化型アルブミン / 糖尿病合併妊娠 / ミクログリア / 糖尿病 / 認知機能 |
研究開始時の研究の概要 |
臨床研究として、参加同意の得られた高齢者を含む幅広い年齢の糖尿病患者を対象に、認知機能検査の結果と脳ステロール代謝や酸化ストレス等を反映する新規血液バイオマーカーの関連を評価する。追跡によって観察される認知機能の変化および血管合併症の進行と関連する指標を探索する。 培養細胞や遺伝子操作マウス、糖尿病モデルマウスを組み合わせて、候補分子の中枢神経系に与える影響を評価する。また、妊娠糖尿病マウスから得られる胎仔ならびに仔個体を用いて、脳組織における遺伝子の発現変化を評価し、行動変化との関連を明らかにする。
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研究実績の概要 |
本研究は、糖尿病が出生前から高齢期にいたる様々なライフステージにおいて認知機能に影響を与えるメカニズムを解明することを目的とする。 (1) 臨床研究として、参加同意の得られた糖尿病患者を対象に、認知機能検査の結果と脳ステロール代謝や酸化ストレス等を反映する新規血液バイオマーカーの関連を評価する。追跡によって観察される認知機能の変化および血管合併症の進行と関連する指標を探索する。追跡した研究参加者の酸化型アルブミンの変化と認知機能検査の点数、血管合併症の進行について主要なデータを収集した。現在解析を行なっている。 (2) 培養細胞や遺伝子操作マウス、糖尿病モデルマウスを組み合わせて、候補分子の中枢神経系に与える影響を評価する。また、糖尿病合併妊娠マウスから得られる胎仔ならびに仔個体を用いて、脳組織における遺伝子の発現変化を評価し、行動変化との関連を明らかにする。糖尿病合併妊娠マウスから得られた胎仔の遺伝子発現をRNAseqによって網羅的に評価し、興味深い結果が得られた。また胎仔脳ミクログリア細胞の形態的変化を同定し、定量的評価を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
臨床研究について、酸化型アルブミンの追跡研究について、順調に進行している。 糖尿病マウス脳の網羅的解析については、糖尿病合併妊娠モデル胎仔の解析を中心に進め、国際学会での発表を予定している。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度 臨床研究:酸化型アルブミンの追跡研究について、収集したデータの解析完了を目指す。他の酸化ストレスマーカーについても関連を確認する。妊娠糖尿病もしくは糖尿病合併妊娠の母から出生した子の臨床研究について、産科および小児科等の関連診療科と準備を進めている。 基礎研究:糖尿病合併妊娠モデル胎仔ならびに出生後の経時的追跡について興味深い結果が得られつつあり、同モデルの解析を推進する。 2024年度 倫理審査委員会に承認された臨床試験計画に沿ってリクルートを推進する。
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