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再生アソシエイト細胞静注による認知症治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K07481
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関東海大学

研究代表者

今関 良子  東海大学, 医学部, 講師 (10328122)

研究分担者 永田 栄一郎  東海大学, 医学部, 教授 (00255457)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード再生アソシエイト細胞 / 血管性認知症 / 慢性脳虚血 / 血管内皮前駆細胞 / 認知症
研究開始時の研究の概要

平成28年国民生活基礎調査では、要介護となった原因の第1位は認知症(18.0%)であり、現在、認知症に対する根治療法は確立されておらず、わが国の高齢化社会の動向を踏まえ、認知症に対する根治療法の確立は急務である。認知症治療確立は、要介護患者の18.0%を救い、家族の負担軽減のみならず、国家財政の立場でも、極めて重要な戦略と位置づけられると考え、本研究を着想・立案した。本研究は、我々が独自に開発した、血管再生効果・抗炎症効果・免疫寛容効果の優れた「再生アソシエイト細胞regeneration associate cells: RAC」による認知症治療の可能性につき、検証していくものである。

研究実績の概要

平成28年国民生活基礎調査では、要介護となった原因の第1位は認知症(18.0%)であ、現在、認知症に対する根治療法は確立されておらず、わが国の高齢化社会の動向を踏まえ、認知症に対する根治療法の確立は急務である。認知症治療確立は、要介護患者の18.0%を救い、家族の負担軽減のみならず、国家財政の立場でも、極めて重要な戦略と位置づけられると考え、本研究を着想・立案した。
本研究では、我々が独自に開発した、血管再生効果・抗炎症効果・免疫寛容効果の優れた「再生アソシエイト細胞regeneration associate cells: RAC」を用い、マウス慢性脳虚血(血管性認知症)モデルを作成し、マウス尾静脈からの再生アソシエイト細胞投与を行い、空間作業記憶、組織保護効果について、4週間後(短期評価)及び8カ月後(長期評価)を検討した。
10週齢雌マウスでは短期評価で空間作業記憶改善と組織保護が確認された。40週齢雌、10週齢雄では有意差は確認できなかったが、投与回数を増やすことで効果が得られる可能性が得られた。これらの結果は、これまで治療法が確立されていなかった脳血管性認知症に対する新規治療法開発の可能性を示唆するものであり、今後の医学の発展のために、海馬面積の変化、脱髄性変化の状態などを組織学的解析及び解析を進捗され、最終的に得られた結果を論文に投稿できるよう、本研究の最終段階を詰めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

組織形態学的解析の結果検討に時間を要したため。

今後の研究の推進方策

組織形態学的解析を進捗させ、論文化を目指す。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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