研究課題/領域番号 |
22K07496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
形岡 博史 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (30364061)
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研究分担者 |
大林 賢史 奈良県立医科大学, 医学部, 特任准教授 (30596656)
田井 義彬 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (60812394)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | パーキンソン病 / COVID-19 |
研究開始時の研究の概要 |
COVID-19のパンデミックがパーキンソン病(PD)患者に及ぼす影響として、うつ症状の増加、身体活動の減少、睡眠障害の増加が生じている可能性が指摘されている。申請者らは流行前の2016~2019年にPD患者の前向きコホート研究の中で、うつ症状、アクチグラフィーで測定した身体活動量、睡眠の質を測定した。本申請では感染流行後に再測定し、流行前のデータとの変化を検討する。さらに共同研究者が実施する非PDコホートの同期間の変動との比較から、一般集団と比べたPD患者における感染流行による影響を検討し、ポストコロナに向けたPD患者サポートを検討する。
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研究実績の概要 |
2022年、2023年に続き、郵送法による自記式調査を行って回収した。これらの結果を分析し論文作成中である。新型コロナ感染症が5類に引き下げられ、感染が危惧されていた客観的評価であるアクチグラフの使用が可能となり、調査準備が完了し、2024年4月よりアクチグラフによる調査を開始している。 【実績概要】 PHASE (Parkinson's disease and the relationships with circadian biological rhythms and sleep)研究の追跡期間内である新型コロナウイルス感染症パンデミックにおいて、鬱を含めた非運動症状の推移を検討するため、PHASE研究に登録された第1(n=161)と第2コホート (n = 41)のPD202患者に、2022年、2023年と2024年に自記式調査を実施した。第2コホートを対象とした予備的な1年間の縦断的分析(Clin Park Relat Disord. 2023;8)、及び第1と2コホートを対象とした感染症カテゴリーが5に引き下げられた2023年5月を含む縦断的分析においても、鬱が増加する傾向にあった。パンデミック中に疲労がさらに悪化し、パンデミックが終息して通常の生活様式に戻った後も持続していることを見出している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
自記式調査は計画通りに進行し、鬱の経年変化の論文作成まで到達できている。一方、アクチグラフによる睡眠身体活動測定に関しては、アクチグラフの準備やコロナ渦もあって2022年度試行できていなかったが、2024年4月より開始している。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ渦による種々の制限が緩和され患者も通常に通院するようになり、感染が危惧されていたアクチグラフの使用が可能となり、測定の準備状況が整ったため、2024年4月から開始している。これまで遅れが生じた測定分も含め、今年度に行う予定としている。
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