研究課題
基盤研究(C)
運動ニューロン疾患では、運動ニューロンにおける病態のみならず、骨格筋との相互作用が病態に大きく寄与すると考えられている。そのため、神経筋接合部(Neuromuscular junction; NMJ)を介した運動ニューロンと骨格筋の相互作用を詳細に解析できるモデルの開発が求められてきた。しかし、運動ニューロンと骨格筋の相互作用を一つの機能単位(神経筋ユニット)として分子レベルでの解析を行った疾患モデルの報告は乏しいため、分子病態は不明な点が多い。本研究では、ヒトiPS細胞から誘導した運動ニューロンと骨格筋を共培養し、その相互作用を分子レベルで解析するためのシステムを開発する。
核抽出条件の検討:bufferの反応時間や単離法などの検討を行い、最適な条件を決定した。
2: おおむね順調に進展している
最適な抽出条件を決定できたため、おおむね順調に進展している。
決定した条件で、scRNA-seq/snRNA-seqを進めていく予定である。
すべて 2022
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 2件)
Journal of Neuroscience
巻: 42 号: 47 ページ: 8881-8896
10.1523/jneurosci.0455-22.2022
生体の科学
巻: 73 ページ: 480-481