研究課題/領域番号 |
22K07567
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
馬場 元 順天堂大学, 医学部, 教授 (10311979)
|
研究分担者 |
安田 誠太 順天堂大学, 医学部, 助教 (70851393)
市川 朝也 順天堂大学, 医学部, 助教 (60939247)
夏目 俊太朗 順天堂大学, 医学部, 助教 (10939284)
済田 貴生 順天堂大学, 医学部, 助教 (30939327)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 気分障害 / うつ病 / 双極性障害 / 認知症 / バイオマーカー / 構造化面接 / 診断基準 / 前駆状態 |
研究開始時の研究の概要 |
うつ病をはじめとする高齢者の気分障害は、その一部が認知症の前駆状態であることが指摘されているが、原発性の気分障害と認知症前駆状態の気分障害の臨床的鑑別は困難である。認知症に対する疾患修飾薬の登場により、鑑別診断は益々重要となり、より精度が高く、かつ簡便な鑑別方法の確立が求められる。そこで本研究では、末梢血と脳脊髄液における各種認知症バイオマーカーの関連性の調査し、高齢者の気分障害における各種認知症前駆状態を血液マーカーで鑑別する診断法を確立する。
|
研究実績の概要 |
気分障害の一部は認知症の前駆状態であることが示唆されているが,原発性の気分障害と認知症前駆状態の気分障害の臨床的鑑別は困難である。 アルツハイマー病をはじめとした認知症に対して抗アミロイド療法などの疾患修飾薬が承認されはじめたことにより、鑑別診断が益々重要となり、より精度が高いかつ簡便な鑑別方法の確立が求められている。 認知症の診断基準として確立された脳脊髄液マーカー対し、血液マーカーの優位性は不明である。そこで本研究では、末梢血と脳脊髄液における各種マーカーの関連性の調査に加えて、各認知症のサブタイプと前駆状態としての気分障害の臨床症状の関連も解明し、高齢者の気分障害における各種認知症前駆状態を血液マーカーで鑑別する診断法を確立することを目的としている。 初年度である2022年度は,医学部研究倫理委員会への申請と承認を行った。また気分障害の診断および症状評価を国際的な診断基準(DSM-5)に基づいて厳密に行うために,研究分担者全員が構造化面接(SCID)のトレーニングを受けた。 2年目の2023年度は対象患者のエントリ-を開始した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
被検者から脳脊髄液採取の同意を得ることが難しく、登録症例数が少ない。
|
今後の研究の推進方策 |
院内掲示などにより、被検者を広く募る予定である。
|