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脳機能イメージングによるうつ病の腸脳連関の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K07603
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

真田 建史  昭和大学, 医学部, 教授 (30407481)

研究分担者 岸本 泰士郎  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任教授 (60348745)
福田 真嗣  地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所, 腸内環境デザイングループ, グループリーダー (80435677)
橋本 龍一郎  東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (00585838)
中島 振一郎  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60383866)
野田 賀大  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任准教授 (20807226)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードうつ病 / 腸内細菌叢 / Lactobacillus / 機能的MRI / 辺縁系の活動 / 扁桃体 / 腸脳連関
研究開始時の研究の概要

系統発生的にヒトの脳と腸の間には密接な腸脳連関があり、腸は「第2の脳」と呼ばれている。現在急増しているうつ病においても、腸脳連関が強く示唆されており、特に乳酸菌のLactobacillusが関与していると言われている。他方、うつ病の脳画像研究では、辺縁系の異常活性がうつ状態を反映した中間表現型として知られている。
そこで、「腸内細菌叢のLactobacillusと辺縁系の活動は密接に関連する」という仮説を立て、うつ病患者と健常者を対象として便解析と機能的MRIを施行することで、これを検証することを本研究の目的とする。本研究により、うつ病における腸脳連関の機序解明に繋がるものと考える。

研究実績の概要

本研究は「腸内細菌叢のLactobacillusと扁桃体を中心とした辺縁系の活動との間には密接な関連があるのではないか」という仮説を立て、うつ病患者40名と健常者40名を対象として便解析と機能的MRI (fMRI)を施行することで、これを検証することを目的とした。
2023年度は、fMRIのデータが撮像条件等により、除外対象となることが判明したため、追加の対象者を組入れ、うつ病患者合計51名、健常者合計39名の組入れを終えた。
現在、研究分担者の福田真嗣の研究室にて、便検体の解析を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

患者および健常者の組入れはすべて終了しており、現在、研究分担者の福田真嗣の研究室にて、便検体の解析を進めている。

今後の研究の推進方策

今後、便検体の解析が終了次第、fMRI画像の解析を進める予定である。
すなわち、腸内細菌叢Lactobacillusと扁桃体を中心とした辺縁系の活動との間に何かしら関連があるかどうか、解析を進める。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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