研究課題/領域番号 |
22K07621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
出口 裕彦 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (30721790)
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研究分担者 |
岩崎 進一 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70326263)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 多環芳香族炭化水素 / うつ病 / 尿 / バイオマーカー |
研究開始時の研究の概要 |
うつ病などの精神疾患と自殺の関連は強いが、抑うつ症状を客観的に評価できるバイオマーカーは存在せず、うつ病診療の大きな課題である。そこで、抗うつ薬の内服状況を検討した上で、尿中多環芳香族炭化水素は①うつ病発症の要因の1 つたりえるのか明らかにすること、②うつ病の精神症状を反映するバイオマーカー候補になりうるのか明らかにすること、を目的に本研究を行う。
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研究実績の概要 |
うつ病などの精神疾患と自殺の関連は強く、うつ病の病態解明や対策は以前にも増して重要となってきている。しかし、抑うつ症状を客観的に評価できるバイオマーカーは存在せず、うつ病診療の大きな課題である。近年、尿中の多環芳香族炭化水素(PAHs)と一般成人の抑うつ症状の関連について報告がされたが、うつ病の治療歴や抗うつ薬内服の有無は調査されておら ず、尿中PAHsへの抗うつ薬内服の影響に関しては不明であるという限界が存在したうつ病患者を対象に、①尿中の多環芳香族炭化水素(PAHs)に影響を及ぼす抗うつ薬が存在するのか明らかにすること、②抗うつ薬の内服状況を検討した上で、尿中PAHsはうつ病発症の要因の1つたりえるのか明らかにすること、③抗うつ薬の内服状況を検討した上で、尿中PAHsはうつ病の精神症状を反映するバイオマーカー候補になりうるのか明らかにすること、を目的として研究を開始している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
倫理申請は終了し、尿検体採取、保存方法など詳細について検討中。今年度中には採取を開始可能な段階となっている。
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今後の研究の推進方策 |
研究協力者の負担軽減に関して、病院検査部の協力体制を確立できた。尿検体採取を開始していく。
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