研究課題/領域番号 |
22K07744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
水野 希 (高木希) 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (10509798)
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研究分担者 |
兵藤 文紀 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10380693)
江藤 比奈子 九州大学, 先端医療オープンイノベーションセンター, 特任助教 (30557632)
松尾 政之 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40377669)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | レドックス / 筋炎 / DNP / MRI / 炎症 / ニトロキシルラジカル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、DNP-MRIおよび炎症で産生される活性酸素との反応性を有するレドックス感受性DNP造影剤を用いた炎症性筋炎の高感度可視化法を開発し、筋炎モデルマウスでの本法の有用性を実証することを目的とする。
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研究実績の概要 |
これまでの研究において、筋ジストロフィー病モデルマウスであるmdxモデルでは、筋肉に慢性炎症が惹起されており、ニトロキシルプローブの1つであるCarbamoyl PROXYLを用いることで、DNP-MRI装置によりmdxマウスのレドックス変動を鋭敏に検出できることを明らかにした。このレドックス変動は、週齢の異なるマウス(5、9、12週齢)においても同様に観測された。興味深いことに、投与したCarbamoyl PROXYLの血中濃度はコントロールマウスとほぼ同程度であったため、DNP-MRIによるCarbamoyl PROXYLの消失速度(還元)の亢進は活性酸素などに由来することが示唆された。また病理組織的解析では、炎症のみならず筋肉の再生およびミトコンドリア機能の低下が見られた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画に沿って研究が進んでいる
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今後の研究の推進方策 |
これまでの研究において、筋ジストロフィーモデルにおいてDNP-MRIを用いることで炎症のレドックス状態を可視化できることが明らかとなってきた。筋ジストロフィーにおけるレドックス変動が活性酸素産生もしくはミトコンドリア機能変化によるものなのかを明確にするため、様々な活性酸素検出系での検証を実施する。
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