研究課題/領域番号 |
22K07758
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
|
研究機関 | 一般財団法人脳神経疾患研究所 |
研究代表者 |
廣瀬 勝己 一般財団法人脳神経疾患研究所, 南東北BNCT研究センター, 診療所長 (60623767)
|
研究分担者 |
佐藤 まり子 一般財団法人脳神経疾患研究所, 南東北BNCT研究センター, 医長 (30645263)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ホウ素中性子捕捉療法 / 腫瘍免疫 / 免疫チェックポイント阻害剤 |
研究開始時の研究の概要 |
放射線治療により、ときに抗腫瘍免疫反応としてアブスコパル効果(非照射遠隔転移病変の縮小)が生じることが知られている。しかし、これを自在に誘導する方法は確立されていない。BNCTはX線治療とは全く異なる、免疫誘発にふさわしい側面を多く有していることが明らかになってきた。BNCTに免疫チェックポイント阻害剤を併用することにより、遠隔転移病変を有する患者においても、あくまで根治性を追求した治療法となり得るポテンシャルを持ち合わせている。BNCTによる定常的なアブスコパル効果の誘発が可能になれば、現在のがん治療戦略そのものを大きく変えるゲームチェンジャーとなる可能性がある。
|