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膵島に発現するグルココルチコイド誘導分子のインスリン分泌に果たす役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 22K07827
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関杏林大学

研究代表者

福原 大介  杏林大学, 医学部, 講師 (10547805)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードGLCCI1 / glucocorticoid / glcci1 / pancreas
研究開始時の研究の概要

ステロイドホルモンはときに糖尿病を引き起こすが、インスリンへの直接的な影響の仕方は未解明である。そのインスリン顆粒の輸送と放出には細胞内の微小管構造が関わることが知られている。最近、申請者はステロイドにより誘導されるglcci1が胸腺において微小管上に局在し機能することを明らかにした。その後の検討から、Glcci1は膵においても発現していることがわかり、微小管上に局在する特徴から、インスリン分泌に関わることが予測される。本研究ではGlcci1の膵臓の微小管における働きに焦点を当て、インスリン分泌機構にどのように関わるかを明らかにする。

研究実績の概要

本研究の目的はGlcci1の膵島での機能、特に微小管における働きに焦点を当て、インスリン分泌機構にどのように関わるかを明らかにすることである。 マウス膵臓組織およびマウス培養ベータ細胞において、グルココルチコイド誘導分子であるGlcci1の転写産物の発現がRT-PCR法により確認された。さらに同サン プルを用い、Glcci1がタンパクレベルにおいても発現していることがウエスタンブロッティング法で確認された。また、マウス培養ベータ細胞へのグルココルチコイド投与によるGlcci1の転写産物の動態をreal-time PCR法で検証したが、一定の傾向は見出せなかった。
マウス膵において免疫組織科学染色によりGlcci1の局在確認したところ、膵島に特異的に発現していることが判明した。そこで、膵ベータ細胞に着目し、Glcci1のインスリン分泌に関わる役割を検討すべく、培養細胞を用いGlcci1のノックアウトを作製した。現在そのノックアウト細胞株を用い解析を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

概ね予定通りである。

今後の研究の推進方策

インスリン分泌機構に焦点をあて研究を進めていく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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