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酸素による内皮細胞を介した解剖学的動脈管閉鎖機構の探索

研究課題

研究課題/領域番号 22K07828
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関女子栄養大学 (2023)
東京慈恵会医科大学 (2022)

研究代表者

赤池 徹  女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (20647101)

研究分担者 南沢 享  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40257332)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード動脈管
研究開始時の研究の概要

動脈管は生後速やかに収縮・閉鎖する胎生血管である。この動脈管閉鎖には、血管収縮に伴う機能的閉鎖と血管内腔面の閉塞に伴う解剖学的閉鎖が共に重要である。酸素が機能的閉鎖を促すことは知られているが、解剖学的閉鎖に関与するかは不明である。
本研究では「出生直後の血中酸素濃度の上昇により内皮細胞から分泌される因子が、動脈管の解剖学的閉鎖を促進する」と仮説をたてて、その分子機序の解明を目的とする。

研究実績の概要

本研究では、出生直後の血中酸素濃度の上昇により内皮細胞から分泌される因子が、血管リモデリングを促進して動脈管を閉鎖させる分子機序を明らかにすることを目的とする。
これまで酸素濃度の上昇が血管リモデリングを促進するという報告は少ないため、酸素濃度の上昇が血管リモデリングを促進するか調査する。ラット動脈管組織において、組織切片を作成し、内皮の肥厚や弾性線維の構造を評価していく。また、ラット動脈管平滑筋・内皮細胞を用いた共培養システムにおいて、ラット平滑筋細胞の遊走能や増殖能を評価していく。現在、本実験を行うため、ラット動脈管平滑筋細胞及び内皮細胞の分離培養を試みている。また、同時にラット動脈管組織の組織学的評価を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍による様々な制限や所属大学の移動準備などにより、ラット動脈管組織やラット動脈管平滑筋細胞・内皮細胞を用いた酸素濃度の上昇による血管リモデリング促進作用の調査の実施が当初の予定より遅れている。

今後の研究の推進方策

今後移動先の大学での研究設備を早急に整えて、ラット動脈管組織やラット動脈管平滑筋細胞・内皮細胞を用いた酸素濃度の上昇による血管リモデリング促進作用を評価する実験(組織切片による内膜肥厚や弾性線維構造の評価や細胞遊走能・増殖能実験)を実施していく。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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