研究課題/領域番号 |
22K08032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53010:消化器内科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
堤 康一郎 岡山大学, 大学病院, 助教 (40610910)
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研究分担者 |
加藤 博也 岡山大学, 大学病院, 准教授 (60619039)
赤穂 宗一郎 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (00882854)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 膵癌オルガノイド / 診断マーカー / 治療効果予測 / 膵オルガノイドモデル / 膵癌診断 |
研究開始時の研究の概要 |
膵癌はいまだ予後不良な疾患であり、革新的な診断法、治療法の開発が急務である。 本研究の目的は、正常膵管オルガノイドと腫瘍オルガノイド、またそれらが分泌する細胞外小胞中の分子プロファイルを比較解析し、高精度で早期診断にも有用な膵癌診断マーカーや治療標的となりうる分子を同定することである。
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研究実績の概要 |
膵癌はいまだ診断、治療が困難な疾患であり、新たな視点からの改善、解決への取り組みが必要である。我々はFNA検体や膵液から膵癌オルガノイドを作成し、さまざまな分子生物学的な解析から膵癌診断の精度向上や治療開発に取り組むことを計画した。昨年度はFNA検体や膵液から、膵癌やIPMN由来のオルガノイドの作成に取り組み、さらに高品質なDNA、RNA抽出を行う実験系を整えた。今年度はそのオルガノイドを用い、薬剤の治療効果の評価を行った。さらにRNA-Seqの結果をふまえて特定の2群に分け、その結果により治療効果予測が可能かどうかを検討する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
FNA検体からの膵癌オルガノイドの作成、DNA、RNA抽出法を最適化し、抽出を進めているところだが、シークエンスの実施がやや遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
膵癌オルガノイドのRNA、DNAシークエンスを行い、診断や治療効果予測への応用へすすめていく。またIPMNオルガノイドを用いた新規治療への応用も進めていく。
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