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新規SRC制御分子FAXCによる肝内胆管癌幹細胞の維持機構

研究課題

研究課題/領域番号 22K08085
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関東北医科薬科大学

研究代表者

佐藤 賢一  東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (10282055)

研究分担者 玉井 恵一  地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 部長 (40509262)
藤盛 春奈  地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 研究員 (80882935)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード胆管がん / 胆管癌
研究開始時の研究の概要

肝内胆管癌は有効な治療方法に乏しい難治癌である。癌幹細胞は癌組織中の一部の細胞であり、幹細胞性をもつことから転移・再発の主因とされている。本課題では、新たに同定した新規因子が癌幹細胞性を高めるという仮説の元に、その分子機構を明らかにし、阻害薬の探索を進める。これによって、今まで知られていない悪性化機構が明らかになると共に、新しい肝内胆管癌標的治療方法につなげることができる。

研究実績の概要

肝内胆管癌は有効な治療標的に乏しい難治癌である。癌幹細胞は癌組織中の亜集団であり、その幹細胞性故に転移・再発の主因とされている。私たちは、癌幹細胞関連遺伝子のスクリーニングを行った結果、哺乳細胞ではこれまでまったく報告のない X遺伝子が造腫瘍能やスフェア形成能といった幹細胞性に必要であることを見いだした。この分子機序を追うなかで、X は Y チロシンキナーゼのリン酸化に必要な分子であることを突き止めた。Y はもっとも代表的な癌遺伝子であり、悪性度を亢進させる分子であるが、癌組織中の遺伝子変異には乏しく、その悪性化機序は解明されたとは言い難い。本課題では、X が Y経路を介して癌幹細胞性を亢進させるという仮説の元に、その分子機構を明らかにし、阻害薬のスクリーニング系を樹立する。これによって、今まで知られていない X 関連経路が明らかになると共に、新しい肝内胆管癌標的治療を確立できる。今年度はX分子の細胞内機能を明らかにするために、あらためてRNAseqを実施した。その結果、複数の経路に関わることが示唆された。それらに関して、in vitro実験を実施し、より確からしい結果を得ることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画書の通り進行している。

今後の研究の推進方策

計画書に従い実行する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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