研究課題/領域番号 |
22K08193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
仙波 宏章 自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (80747923)
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研究分担者 |
砂河 孝行 自治医科大学, 医学部, 講師 (40418637)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心臓病 / HIF-1α / 低酸素 |
研究開始時の研究の概要 |
酸素は私達が生きていくために必要不可欠です。特に心臓は体の中でも特に酸素をたくさん消費し、そのポンプとしての働きを維持しています。この研究では心臓病における酸素環境に着目し、その病態における役割を研究していきます。近年、特にHypoxia inducible factor (HIF)と呼ばれる酸素濃度の低下に応答する生体システムに注目が集まっており、心臓病におけるHIFシグナルの役割について研究します。
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研究実績の概要 |
転写因子Hypoxia inducible factor (HIF)-1αは低酸素環境で活性化し、エリスロポエチンなどの低酸素応答遺伝子を誘導することで酸素環境の維持において中心的な役割を果たす転写因子である。近年、腎性貧血に対する治療薬としてHIF-1α活性化薬であるHIF-PH阻害薬が上梓され、心臓リモデリングを改善する効果が期待されている。HIF-1α活性化薬は従来のESA(Erythropoiesis stimulating agent)製剤と同じく貧血を改善する一方で、心臓に直接作用しそのHIF-1αシグナルを活性化させると考えられているが、その心臓リモデリングにおける役割は未だ明らかではない。 本研究では心筋細胞および心臓リモデリングにおいて中心的役割を果たすマクロファージに着目し、炎症、組織リモデリングにおけるHIF-1αシグナルの役割を解明すべく研究を行った。これまでに心筋細胞特異的HIF-1α欠損マウス、およびHIF-1αシグナルが過剰に活性化するマウスを樹立している。また、炎症プロセスが酸素が存在する環境においてもHIF-1αシグナルを活性化するとの知見を確認した。引き続きHIF-1αシグナルに着目し、心臓リモデリングおよび炎症シグナルにおける役割の解析を継続する。本研究によりHIF-1αシグナルを標的とした心血管病に対する新たな治療アプローチの創出へと繋げることが期待される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究はおおむね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
本研究はおおむね順調に経過している。引き続き研究目標を達成すべく、実験計画を継続して遂行する。
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