研究課題/領域番号 |
22K08324
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
小林 靖子 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (60451720)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ネフローゼ症候群 / ステロイド反応性 / ヒトポドサイト細胞株 / 細胞骨格 / 接着因子 / 特発性ネフローゼ症候群 / 鑑別診断法 |
研究開始時の研究の概要 |
大量蛋白尿を特徴とする特発性ネフローゼ症候群は、現在も原因が明らかになっていない疾患です。ステロイド治療に反応して蛋白尿が消失するステロイド感受性と、ステロイド治療に反応しないステロイド抵抗性に大別されます。発症時に両者を判別する検査法がないため、適切な治療法の選択や副作用の抑制のためには、バイオマーカーを利用した発症時の鑑別方法の確立が急がれます。この研究では、これまでに私たちが確立した健常ヒト糸球体上皮細胞株を使用した検査方法が、両者の判別のために臨床検査として有用かどうかを検証します。
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研究実績の概要 |
多施設共同研究を行うため、群馬大学附属病院の倫理委員会での中央審査承認を目指して研究計画書、研究対象者への説明、同意文書の作成準備を進めている。研究協力機関での申請が終了した段階で患者検体収集が開始される予定である。 一方で、ヒトポドサイト細胞株において、対象とする接着因子の活性化による細胞内情報伝達経路の活性化を確認する系を立ち上げた。接着因子活性化に伴い、 細胞骨格再編成が起こることから、細胞骨格の制御に関連する分子である、血管拡張因子刺激リン酸化タンパク質のリン酸化とRho GTPase ファミリーの活性化 について、それぞれウエスタンブロッティングとG-LIS法により測定を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
中央審査の倫理申請が遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
倫理申請が終了し、各研究協録施設での承認が終了後、対象患者発生時に採取した検体を収集し、随時解析を進める。
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