研究課題/領域番号 |
22K08331
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
堀野 太郎 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (90448382)
|
研究分担者 |
市居 修 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授 (60547769)
猪谷 哲司 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (60913605)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | non-coding RNA / microRNA / long non-coding RNA / circular RNA |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、動物種を超えて腎臓内・血中・尿中に特異的なmiRNAの特定を行い健常群と腎臓病群で有意な差を認めるバイオマーカー候補miRNAの同定を行う。また、腎障害の早期診断と病理組織診断を可能とするバイオマーカーとして有望なmiRNA を選定する。さらに、上記と別群の腎針生検組織・尿・血液検体を用いて候補miRNAと腎機能・腎病理組織の相関を評価して選定したmiRNAの有用性を明らかにする。バイオマーカー候補miRNA・エクソソーム内情報伝達物質(mRNA・蛋白(トランスクリプションファクター))が腎機能・腎病理組織変化を起こさせる機序を明らかにする。
|
研究実績の概要 |
腎臓病特異的miRNA/lncRNA/circRNAの同定:ヒト・モデルマウスで健常群と疾患群の腎臓内・血中・尿中ncRNA(miRNA/lncRNA/circRNA)を網羅的に解析しバイオマーカー候補を選抜を行っている。腎病理組織とmiRNA/lncRNA/circRNAの相関の解析:疾患群でバイオマーカー候補ncRNAと腎機能・病理組織の変化の相関を解析し、miRNA/lncRNA/circRNAが制御する病態について解析中である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍のため、臨床診療業務が過密で十分な研究時間が取れないことや、実験資材の供給(RT-PCR関連など)の不足によって研究が進みにくくなっている。
|
今後の研究の推進方策 |
研究協力体制の補強(共同研究者の補填)、他研究期間との共同体制の追加を検討している。
|