研究課題/領域番号 |
22K08410
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
|
研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
井川 健 獨協医科大学, 医学部, 教授 (00372441)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | アトピー性皮膚炎 / マウスモデル / 病態形成機序 / MAIT細胞 / 病態解明 / ヒト |
研究開始時の研究の概要 |
ヒト末梢血中で豊富に存在することが判明しているにもかかわらず、その機能についての詳細がわかっていなかったMAIT細胞について、先行するマウスの研究から示唆された、アトピー性皮膚炎の皮膚炎症反応を制御する細胞である、とする可能性について、実際の患者を対象として検討することを目的とする。
|
研究実績の概要 |
前年に引き続き、MAIT細胞を人為的に増やしたマウスにおいて、MC903を塗布することによるアトピー性皮膚炎の炎症モデルを解析した。MAIT細胞が増えることによる炎症反応の程度をコントロールマウスと比較して検討するとともに、各種サイトカインの動きを検討した。これまでの結果の確認(炎症反応の増強)ならびに、あるサイトカイン産生の増加、減少を見出した。これは遺伝子発現レベル(RT-PCR)、タンパクレベル(ELISA)で確認した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
再現性をもつ炎症反応を検討し、サイトカインなどの動きについても再現性をもつデータが得られている。
|
今後の研究の推進方策 |
サイトカインの動きについて確認することならびに、抗体などを用いた反応抑制実験を施行し、確実性を求める。
|