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スフィンゴシン-1-リン酸シグナリングを用いたANCA関連血管炎の新たな治療開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K08568
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

妹尾 高宏  京都府立医科大学, 医学部附属病院, 病院助教 (10625833)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード好中球 / 脂質メディエーター / 血管炎 / S1P / ANCA関連血管炎 / スフィンゴシン-1-リン酸
研究開始時の研究の概要

ANCA関連血管炎は近年増加している自己免疫疾患で好中球が重要な役割を持っている。ステロイドなど強力な治療を必要とするものの再燃したり副反応で十分な治療がおこなえないことがしばしばある。効果的で安全な治療が求められている。
スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)は血管や免疫の調整に重要な役割を持っており、多発性硬化症で臨床応用された。申請者はS1Pが好中球を制御することを明らかにし、その知見をANCA関連血管炎に活用して臨床応用につなげることを目的として本研究を実施している。

研究実績の概要

血管炎症候群における好中球、血管内皮、血小板の相互作用における好中球スフィンゴシン-1-リン酸の役割を明確にすることが最初の目的である。スフィンゴシン-1-リン酸が血管内皮の恒常性維持に重要な役割を持つことが数々の既報があるが、この病態においては特に好中球において果たす役割が大きいと予測される。好中球S1Pの遺伝子改変マウスを確立している。マウス血管炎モデルを通じて、好中球スフィンゴシン-1-リン酸の役割を明確にして治療標的となるか検証する。またex-vivoにおいて疾患状況下での好中球、血管内皮、血小板の相互作用における好中球S1Pの役割を解析する。最終的には薬剤で好中球S1Pを制御して治療標的となるか評価する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ヒトサンプルの入手は限られている。遺伝子改変マウスを導入しマウスモデルを確立した。血管炎モデルも作成し準備は整っている。

今後の研究の推進方策

好中球S1Pの遺伝子改変マウスを用いて血管炎での作用を検証する。ex vivoで疾患状況下での好中球や血管内皮、血小板における好中球S1Pシグナリングの影響を検証する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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